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【有料級】英語ビジネスメールには「締めの言葉」が必要!この3つで全部カバー

1.「よろしくおねがいします」は英語ではどういう?

友達とのメールのやり取りではそれほど気を使う必要はないのですが、ビジネスでのメールの場合は日本語でも相手が受け取るニュアンスを考えたり、失礼に当たらないよう気を遣いますね。

ていねいな文章はもちろんのこと、どんな風に文章を終わらせるかはこれから先のメールのやり取りの雰囲気にも影響をあたえます。

日本語のメールや手紙では締めの言葉として「よろしくおねがいします」と言いますが、英語でそのまま

"Kindly please take care of our business"

"Please take care of us / our relationshps"

なんて書いてしまうと、受け取った方は意味がわからないだけではなく、「なんか他人まかせじゃない?」、「自分は何もしないの?」とネガティブなメッセージを伝えてしまうかもしれません。

よろしくおねがいします」の英語での答えは・・・・ケースバイケースです!

Thank you for...など具体的に何かに対して感謝してい、どうしたい、どう思っていると書くことになります。

私は海外で20年以上生活し、天然資源を扱う世界最大の外資系企業でマーケットのトップとして働いた経験から、「締めの言葉」についてタイプ別に、「この3つを知っていれば何でも大丈夫!」というものをご紹介していきます。

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外資で使える英語ライティングとプログリットとビズメイツについて、なぜ他のスクールよりもここを進めているかの詳しい記事はこちら

【最強】外資向け英語ライティング力を劇的にあげる3つのステップ

英語ビジネスメールでの「締めの言葉」をタイプ別に紹介

  • フォーマル
  • ややフォーマル
  • カジュアル
  • ケース別「締めの言葉」の前のフレーズ

英語メールの締め:フォーマル

意外にに忘れがちなのなのがフォーマルな文章ではオープニングと締めの言葉に組み合わせがあります。

メールのオープニングと締めで定形のフレーズを使いましょう。

オープニングは「Dear Sir, Dear Sirs, Dear Madam, or Dear Sir/Madam, Dear誰それ」で大丈夫です。対応するの締めの言葉は相手との関係やメールの内容で3つを使い分けます。

  • Yours faithfully (ビジネスでまだよく知らない人)
  • Yours truly (少しだけ知っている人)
  • Yours sincerely (何かに招待するときや、知って入るけど親密とまではいかない人)

ちなみに、これは結構間違えている人がネイティブの人でもいるのですが、締めの言葉で大文字にするのは最初の「Yours」の「Y」だけです!自慢してみましょう!

この他にも「Yours very truly」(丁寧だけれども少しカジュアル)がありますが、私はあまりたことはないですね。

最後に名前を書きますが、忘れずにちゃんとフルネームを書きましょう。

英語メールの締め:ややフォーマル

実際に初めて会った人と仕事やアクティビティをし始めていく中、いつまでたってもフル丁寧語で堅苦しく話していると、お互いの関係がなかなか近くなりませんね。

英語メールでも全く同じです!

何回かメールのやり取りをしたことがある場合や、実際にミーティングなどで何度か会ったことがある人へのメールの場合、フォーマル全開なフォーマットから少しカジュアルにすることで「お近づきになる感」を出すことができます。間違いない3つはこれ。

  • Best regards
  • Sincerely yours
  • Sincerely

ちなみに3つの中でも私は「 Best regards」を一番よく使います、というか「Best Regards」しか使っていません。

他にはこんなのがありますが、正直なところ、「With〜」は殆ど見たことはないですが、特に感謝を表したい時に使えるます。

  • Faithfully
  • With appreciation
  • With gratitude
  • With sincere thanks

オープニングはまだ「Dear誰それ」は使いますが、既に知っている人なので相手のラストネームを入れます。

英語メールの締め:カジュアル

ここまでたどり着けば、お互い結構知り合いになっている段階だと思います。

今までの説明したフォーマルとややフォーマルからすると、カジュアルな締めにはかなり幅広いバージョンがあり、そこそこカジュアルなものから、両親や恋人までなんでもありです。

ここはビジネスでのカジュアルなものに限定して紹介します。

ついにオープニングは「Dear」から開放です!ポップなかんじで「Hi,+ファーストネーム」や、そのままファーストネームのみで構いません。

ただし、「Hi」なしだとぶっきらぼうに感じる人もいるので、無難なところは「Hi+ファーストネーム」です。

ビジネスでよく見かけるのはこの3つです。

  • Warm regards
  • Regards
  • Many thanks

ちなみに「Cheers」はオーストラリア人はめちゃくちゃ使います。もし、オーストラリア人の方と親しくなってからメールを送る時に「Cheers!」を入れれは、一気に距離が近くなるかも。

カジュアルなケースはその他もあるので、上から下の順に「フォーマル→カジュアル」に並べてみました。

  • Best wishes
  • All the best
  • Kind regards
  • Kind wishes​
  • Thanks again
  • Best
  • Cheers​

ケース別「締めの言葉」の前のフレーズ

ここからは少し番外編ですが、英語のビジネスメールの最後の方でよく使いう便利な文章を紹介します。

言い方は無限にあるかもしれませんが、ここに上げるいくつかの文章で、ほぼ100%、締めの文章としてカバーできます。私もほとんどのビジネスメールでどれかを使っています。

「お力になれることがあれば、お知らせください」

大体この3つの文章の組み合わせで100%カバーできます。

"If there is anything that I can help you with, kindly please let me know."

"I would be hapy if there is anything I could help with."

"If there is anything I can be of assistance with, please let me know. "

「質問があればご連絡ください。」

これら以外に思い浮かびませんし、十分です。

"If you have any questions, kindly please let me know."

"If you have any questions, please feel free to contact me."

"If you have any questions, please do not hesitate to contact me."

メールの返事がほしい時に使うフレーズ

それほど催促するわけではないけれど、「返事がほしいんですよ」と念を押す時。

"I’m looking forward to hearing from you soon."

"It would be great if you can share your thoughts."

相手に早急な対応を求める時に使うフレーズ

程度にもよりますが、「返事が本当にほしい!焦ってる!」と言うことを表す時のフレーズです。

最後の例は「I」ではなく「We」で会社として「最終通告」っぽく聞こえるので、使い方には気をつけて。

"May we ask you to do us a great favor by replying to this email, whatever might be your decision."

"You might have already perceived that our company is on a deadline and therefore we trust you will write to us promptly about your decision."

"We sincerely hope that you will give the subject your earnest consideration and respond positively."

"It would be grateful, if we get the feedback (reply/response) at the earliest,  so that it will help us to take the next steps/actions accordingly."

謝罪、お詫びのメールでの締めで使う「申し訳ございません」

最後に、一番起こってほしくないけれども、ビジネスでは避けられない「謝罪メール」。英語で謝罪の締め言葉をケース別で紹介します。

注意しないと行けない点は、責任の所在がはっきりしているかどうかを確認すること

英語のビジネスメールで謝罪することは、送ったほうが非を認めることになるため、問題の原因がはっきりしないうちに、「申し訳ございません!」と言ってしまうと後での反論が難しくなります。

CASE 1【問題の原因が未だはっきりしない、自分、会社の責任かわからない場合】

このテンプレートで大体大丈夫です。調査結果を待ちましょう。

"We are very sorry for the inconvenience caused by the incident. We are currently  investigating the situation and will inform you promptly once we find causes of the issue.  We sincerely hope that the situation will be recovered soon."

CASE2【問題の原因が自分・自社にある時】強気バージョン

日本人にはちょっと変な感じがするかもしれませんが、「オレが悪かった。謝るから許しを受け入れてくれ!」というパターンです。

"Hoping that you will have the generosity to accept my sincere apologies"

"Counting on your kind generosity to accept my sincere apologies"

"Hoping that my sincere apologies will be kindly accepted"

CASE 3【問題の原因が完全に自分・自社にある時】土下座バージョン

こんなシチュエーションはできれば避けたい、完全に自分が悪く、ただひたすら謝る場合。下記ひとかたまりのパッケージで使用。

"We reiterate our sincerest apologies for whatever inconvenience our oversight might have caused."

"Once again, I am truly sorry and humbly ask for your forgiveness."

"I deeply regret it ever having happened at all and I am willing to sincerely listen to whatever advice you give to correct the situation for the future."

3. まとめ

  1. 英語ビジネスメールで「締めの言葉」これから先のメールのやり取りの雰囲気にも影響
  2. 「よろしくおねがいします」は英語では「Thank you for...」など具体的
  3. 「締めの言葉」には「フォーマル」「ややフォーマル」「カジュアル」
  4. 「フォーマル」「ややフォーマル」はオープニングと締めの言葉のセット
  5. 広範囲に使える「便利なビジネス英語表現」は覚えておこう。

以上のことをふまえて英語でのビジネスメールをプロっぽく締めれば、相手からの信頼もアップ、関係を強めることができること間違いなしです。

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  • この記事を書いた人

ななころ

外資系企業で長年グローバル・マーケティングのトップとして勤務後、東南アジア在住で独立。コモディティ・トレーディングとマーケティング・コンサルティングを行う。趣味は筋トレと料理。

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